こんにちは
先日、Instagramで質問を募集したところ
「メリタ、カリタ、ハリオそれぞれのドリッパーの特徴を活かした淹れ方」についてご質問を頂きました.
メリタ、カリタ、ハリオのドリッパーを知らない方もいるかと思いますので、簡単に紹介をしてから淹れ方を解説していきます。
各メーカーのドリッパーの特徴を知りたい方、ドリッパーごとの淹れ方を知りたい方、ハンドドリップが好きな方にオススメです。
メリタ
ドイツに本社を置く、老舗のコーヒーメーカーです。
ドリッパーは台形で底は1つ穴になっています。
1つ穴で台形になっているので、お湯がドリッパー内部に留まりやすくなるのが最大の特徴になっています。
なので、「の」の字を描き、複数回に分けてお湯を注ぐと若干過抽出なコーヒーになる印象です。
(濃いコーヒーを飲みたい方はこの淹れ方でもOK)
メリタで美味しいコーヒーを淹れる方法ですが
蒸らしをしてから1回または2回でお湯を注ぎ切る淹れ方が良いなと私は思います。
念のため、公式HPでも確認しました。
メリタのフィルターは、抽出口がひとつだけ開いている「1つ穴」方式なので、正確な時間で抽出されるように計算されています。一度に給湯できるので、何回かに分けてお湯を注ぐ必要はありません。
https://www.melitta.co.jp/charm/melitta.html
淹れ方の掲載はありませんでしたが、やはり何回かに分けてお湯を注ぐ必要はないみたいですね^^
メリタのドリッパーは僕が初めて働いた自家焙煎のお店で使用しました。
ナッツぽさやチョコレートのようなほろ苦さを抽出するのに向いているという印象を受けました。
味わい深いのコーヒーが好みの方にオススメドリッパーです。
カリタ
1958年創業のカリタです。
ドリッパーはカリタ ウェーブドリッパーでの淹れ方を紹介します。
淹れ方ですが、蒸らし後複数回に分け「の」の字を描くようにお湯を注いでください。
メリタのドリッパーは1つ穴ですが、こちらのドリッパーは3つ穴となっています。
この3つ穴のおかげで、お湯が滞留しすぎず落ちていく設計ですので雑味の少ないコーヒーに仕上がります。
さらに、底が平らなのでコーヒーの粉均一にお湯を行き渡らせることができます。
コーヒーの美味しいところを余すことなく抽出してくれるドリッパーです。
安定して抽出したい人に向いているドリッパーだと思います。
ハリオ
このブログでもたびたび登場しているハリオ。
日本に限らず、ニューヨークやメルボルンでもこのハリオのドリッパーは広く使われていました。
淹れ方としては、蒸らし後「の」の字を描くようにお湯を注いでください。
ハリオのドリッパーは円錐型になっています。
さらに底は1つ穴ですが、この穴が他のドリッパーと比べると大きいです。
円錐型でお湯が溜まらず流れるのでスッキリとしたコーヒーになりやすいのが特徴です。
ただし、お湯を注ぐスピードが速すぎると未抽出になるので注意が必要です。
クリーンで爽やかな酸味を感じたい人にドリッパーが向いてると思います。
まとめ
今回は各ドリッパー の特徴を活かした淹れ方についてまとめました。
抽出レシピに関してはこちらをご覧ください!
どのドリッパーも良いものなので、自分の好みに合わせてドリッパー使い分けてみてください^^
私は、スッキリとした爽やかなコーヒーが飲みたい時はハリオ、余韻までしっかり味わいたい時はカリタウェーブを使っています!
また質問等ございましたらいつでも聞いてください^^
higecoffee