こんにちは。
雨の日って何故か落ち着いて文字が書けるので嫌いじゃありません。
今日は深煎りと浅煎りについてお話ししていきます
深煎り=苦くない
浅煎り=酸っぱくない
そのコーヒーはいい豆か
深煎りコーヒーが苦い理由
みなさんがご存知の通り、コーヒー豆は焙煎すればするほど苦くなります。これは主にコーヒー豆に含まれる「カフェイン」が関係しています。このカフェインは苦味を呈します。カフェインは焙煎の過程で消失されませんので深煎りになればなるほど、水分や他の成分(クロロゲン酸、クエン酸など)は消失し、豆の中での割合が増えます。つまり、カフェインが主役になります。加えて、焼き続けることによって表面から「炭」に近づいていきます。
このカフェインと焙煎によって焦げすぎた豆が原因となって苦いコーヒーができます。
〜ついで〜
あなたがコーヒーで「これ苦っ!!」って感じたら無理に飲むことはありません。
苦味は味覚の中でも、不快であり毒物にカテゴライズされます。体に良くありません。
味覚について簡単に書かれていて参考になります。
http://畿央大学健康科学研究所所長 健康栄養学科教授
味わい
国内外のコーヒー屋さんを旅する中で、深煎り/浅煎りでも味わいがポジティブなコーヒー、ネガティブなコーヒーがあることに気づきました。当初は使っている焙煎機や抽出器具をみても変わらないし何が違うんだろうと考えていましたが、東京を離れたあたりから明確になりました。それは「豆」です。どれくらい良い豆を使っているかで味わいに差がありすぎて驚愕しました。
良い豆とは徹底的に管理、栽培された良質なコーヒーのことです。そのようなコーヒー豆には素晴らしい酸味が沢山含まれています。この酸味は酸っぱくて舌がギュッとなる感覚ではなく、弾けるような明るい酸味です。高品質な酸味をネガティブな酸っぱいから切り離してください。ここで僕はコーヒーの味は、焙煎でもなく抽出でもなく、コーヒー豆そのもので決まることを知りました。
浅煎りで酸っぱいと感じる(舌がギュッとなる酸っぱさ)コーヒーはあまり良くないコーヒー豆の可能性があります。
美味しいコーヒーと出会うために
美味しい(高品質)コーヒーかどうかは、コーヒー豆の詳細がわかるかどうかで決まります。
注目するのは産地によっても違いますが
産地 / 生産者 / 精製所 / 農業協同組合 / 品種 / 精製方法 / 標高/ 収穫時期 です。
これらが明記されているか、されてないかではコーヒー豆の品質は天と地ほどの差です。
インスタグラムで僕がフォローしているコーヒー屋さんは実際に飲んだ中で素晴らしいコーヒー屋さんなのでチェックしてみてください^^