中国産コーヒー

コラム
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はじめに

最近、雲南省のコーヒーをラインナップに加えました。
https://hiraku-coffee.stores.jp/items/65f28b7b6fd73709590234e7

店舗で提供を始めてみて多くの人に「中国でもコーヒーが取れるんですね」と驚きの声をいただいております。

本記事では中国コーヒーを深掘りしていきたいと思います。

中国珈琲の歴史


現在、中国ではコーヒー栽培が盛んに行われており
アジアの中で5番目、世界では15番目にコーヒーを生産している国になります。

中でも雲南省はコーヒー栽培のメッカとなっており、中国で生産されているコーヒーの95%~98を作っていると言われています。
福建省、海南島では主にロブスタ種が栽培されており、国の総生産量の約3~5%となっています。

中国で大規模に栽培されるようになったのは 1988 年ころです。
多国籍企業が中国に進出し大規模なインフラプロジェクトや大規模な植林活動を支援していき、「カティモール」というコーヒーの品種にいきつきました。

カティモールは雲南省で最も一般的なアラビカ種です。
カトゥーラ種とティモール種のハイブリッドで、害虫やコーヒー葉さび病に対して耐性があります。

カティモールの植物はすぐに結実し、高い収量をもたらしますが、品質はあくまでもコマーシャルのものとなっていました。

2012,3年から生産者や政府がスペシャルティコーヒーについて議論を始めた。そして徐々に全国各地の CQI や SCAA/SCAE 認定組織の支援により、この状況は徐々に変わり始めていき、より優れたプロセスにより高品質のコーヒーが可能になります。

これからの大きな可能性

日本国内では4.5年前から中国産コーヒーを聞くようになってきました。
そして今では多くのコーヒーショップで中国産コーヒーを取り扱うようになっています。

中国では急速な勢いで都市化が進み、その影響で全国でコーヒーショップが増えています。ますます自国のコーヒー消費量が増え、それに伴い高品質な中国産コーヒーの生産量もますます増えていくと予測されています。

今回、HIRAKUで取り扱っているコーヒーは桃やパイナップルみたいなアロマが印象的です。

これからの中国で作られるコーヒーが楽しみです!

参考サイト

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